【アメリカ旅行体験】何故か中国の観光バス!?でラスベガスへ
私が初めてアメリカ旅行をした10年前の話です。
当時私は20歳で、留学をしていた友人を訪ねてロサンゼルスへ旅行に行きました。
春休みを利用して少々長めの三週間旅行へと出発
高校生の時の共通の友人1人と、二人旅での初めての個人海外旅行でした。英語も学校で勉強した位でほとんど話せませんでしたが、現地に友人もいることで不安はあまりなく、ワクワクしながらの出発でした。
その時は大学の春休みの時期で、二月初旬から三月の中旬にかけての三週間の長めの旅行で、友人宅に泊まるとはいえ、学生だった私たちにとって大金を叩いた旅行でした。なので、着いてからもなるべくバスなどを使い、自炊をして、お金のかからない方法をとっていました。
まず、メジャー所であるディズニーランドやユニバーサルスタジオには留学していた友人に車で連れて行ってもらい、一緒に観光しました。
その後、せっかくここまで来たのだからと、ラスベガスやグランドキャニオン観光に行きたいと友人に相談すると、「わかった!すごく安い旅行会社知ってるから、私が申し込んでおくね!」とすぐに手配してくれました。
二泊三日の格安バスツアーはまさかのオール中国語!?
二泊三日のバスツアーでホテルと朝食込で300ドルでした。相場は分かりませんが、私たちはとても安いと思った記憶があります。当日、ダウンタウンの街角まで友人が車で送ってくれて、一緒に行った友人と二人で観光バスを待ちました。
名前も確認して、無事観光バスに乗り込むと、何だか様子が変です。何故かどこを見渡してもアジア人ばかり。バスは出発し、日程表が配られました。それを見てびっくり。オール中国語なのです。
もちろんアナウンスも中国語。私たちは中国語も分かりませんでしたが、時折飛び交う「謝謝」という唯一わかる単語からしても、明らかに私たち以外ほとんどが中国の人たちでした。アメリカに来て、中国の人たちと一緒に観光すると思わなかったので、中国語オンリーで不便だなというよりも、すごく面白かったのを覚えています。
バス車内は中国の方ばかりでしたが、とても良い思い出となりました
全く予想していなくて、更に旅行でテンションも高かったことから、友人と二人でその状況を楽しんでいました。英語のアナウンスであったとしても、どちらにせよ分からないことには違いないので、「同じだね、むしろ安くてよかったね」という感想でした。
ガイドさんは私たちが日本人だということを知っていたので、時間などの重要なことはきちんと説明してくれましたし、ラッキーなことに一人だけ日本人男性が乗っていたので、その人に英語で通訳してもらうことができたので、何も困ったことはありませんでした。
一緒のバスの中国の人たちも優しく、お菓子を分けてくれたり、お互いつたない英語で会話したりと、今となってはすごく楽しくて良い思い出です。今でも当時のことは友人と「まさかだったけど、楽しかったね」と話題に上ります。私たちにとって、若かったから楽しめた良い思い出です。