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■【大学時代のホーチミン観光】日数もたっぷりで安心したツアーを楽しめました

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こんにちは。私がまだ大学生だった5年前、女4人でベトナム南部の都市、ホーチミンを観光した際の体験をお話ししたいと思います。

■現地での楽しい思い出!みんなで仲良くワゴンカーで移動です!

ホーチミンへ行くことになったきっかけは、フランス語専攻の友人から「ベトナムに3人で行くけど、行く?偶数のほうが行動しやすいし。」と誘われ、行く、と二つ返事をしたことです。

なぜフランス語専攻がベトナム、と思うかもしれませんが、ベトナムはかつてフランス領治下にあり、フランス式の文化、建物が残っており、アジアの雰囲気が混ざり合い独特の情緒があるから、あとフランスより近くて安い、とのこと。

ちなみに私は経済学部でしたので、ベトナムのことはHONDAのバイクを愛用してくれる国、くらいしか知りませんでした。申し込んだのはパッケージツアーで、移動手段は現地のツアーコンダクターさんが運転してくれるワゴンカーで各観光地を回りました。

女子大学生4人の上、日本のように公共の交通機関がそろっていないため、それ以外の選択肢は考えませんでした。ツアーコンダクターさんも気さくでいい方でよかったです。もし某番組の大泉洋のようにバイクで周りたい、という方がいましたら、スコールと排気ガスにはお気をつけください。

■観光地はなかでもゲリラ戦の記念公園が印象的でした

巡った場所は、市内のフランス式教会、博物館、メコン川でのカヌー体験、ゲリラ戦跡地の記念公園などです。特に印象に残ったのは、ゲリラ戦の記念公園です。ベトナム戦争時の市民の暮らし、ゲリラ戦の少年兵たちの様子、武器や潜伏する地下トンネルが展示や模型で再現、残されています。

実際にうっそうとしたジャングル、明かりのない狭い地下トンネルを進みながら、スタッフさんが当時の様子を説明してくださいます。ミュージカル「ミス・サイゴン」や、ピュリッツァー賞を取った逃げ惑う少女の写真などで、その悲惨さは知ったような気になっていましたが、現地の方に、まさに事が起きていたその場で話を聞くというのは貴重な体験で、真実に基づいているという凄みが感じられました。

■マスクは必需品!?交通量の多さにびっくり

数日間、日本ではできない体験の連続で、新鮮で楽しい日々を過ごしましたが、バイクの排気ガスと、食事のナーンプラーのにおいはつらかったです。

バイクは想像していたよりも台数が多く、例えるなら休日の竹下通の人をすべてバイクに乗せたような密度で道を覆っています。車もお構いなしに通るので、慣れない観光客にとっては道路を渡るのが命がけでした。しかもバイクに3、4人乗りをしているので、見ているだけでひやひやします。

現地の方でも排気ガスは気になっているようで、排気ガス対策のためマスクは持ち物として必需品かなとも思いました。また色とりどりの布でできたマスクが市場でたくさん売っていました。お土産にもいいかもしれません。

■料理で美味しかったのは、あっさり味のフォーとおかゆでした

ナーンプラーは、好きな人には問題ないと思いますが、魚醤というだけあって日本の醤油と同じ感覚で毎回の食卓に出てきます。私はあの独特のにおいが苦手で、小皿に出されていてもつけないで食べていました。でも食べなくてもにおいはするし、何もつけないと味がしない料理も多くあって苦戦しました。

生春巻きにもナーンプラー、焼き魚にもナーンプラーです。そんな私の救世主だったごはんはあっさり味のフォーとおかゆです。鶏や豚の出汁がきいていてお腹にやさしくおいしかったです。

とくにトラブルもなく、無事帰国した私たちでしたが、帰りにツアーコンダクターさんから「僕たちのお給料では日本に行くのはたくさん働いてもとても難しいけれど、日本の人たちはそうじゃないでしょう。だからまたベトナムに来てね。」と言われたのが印象的でした。

次回はもっとベトナムの事を勉強してから、よりディープなベトナムを探して旅行がしたいと思います。そして宿泊する日数も出来れば5,6泊くらいにしてゆっくり楽しみたいですね。