■【高校生活の貴重な体験】台湾への国際交流で10年来の友人が出来ました

わたしは今28歳の女性です。生まれて初めて海外に行ったのは10年前、高校3年になる年の２月でした。高校でインターアクトクラブというボランティアクラブに所属しており、高校の代表として国際交流のため台湾に行くことになりました。

■台北での風景と料理の美味しさ、すべてに感動します

福岡県内のインターアクトクラブのある高校約20校から代表が1人ずつ決まり、クラブの会長さんや会員の方も含め30名での旅です。説明を受け、台湾の高校との国際交流会で踊るよさこいの練習をしていざ出発です。

生まれて初めての海外、初めての飛行機、機内食ととてもドキドキしたの覚えています。2時間半くらいで台湾、台北到着。空港からバスに乗り移動。１日目は、観光でした。今までふれることのなかった中国語、日本とは全く違う雰囲気に圧倒されました。

故宮博物館、忠烈司、101ビルと観光しましたが、どれも今まで見たことないような街中の風景や博物館での展示品、忠烈司では本当に人間なのかというほどの警備員の機敏な動作に驚きと感動を覚え、インスタントカメラ片手にそれらの写真をたくさん収めました。

夜は北京ダックや中華料理などをお腹いっぱい堪能し、その後友人たちと明日に備えてよさこいの練習、部屋で遅くまで語り合って１日目が終わりました。

2日目はいよいよ今回の目的の国際交流です。バスに乗って移動中、自分の番号、自分のペアになる相手の名前を聞き簡単な中国語を練習しました。到着すると、盛大なお出迎えがありペアになる相手がわたしを探しに来てくれました。

同じ歳の女の子。お互いに全く違う言語、片言の中国語と日本語でお茶を飲みながらおしゃべり。その空間が不思議にもとても居心地の良い時間でした。

写真をたくさん撮って、日本から持ってきたプレゼントの《和柄のてぬぐい》を渡し、わたしたちはよさこいを披露しました。よさこい意外にも台湾の方にも好評でした！その後住所を交換して国際交流は終わりました。

その日に帰ったのかもう一泊したのか記憶が定かではありませんが、とても内容の濃い台湾の旅でした。

その後も、交流したペアの女の子と手紙のやりとりや誕生日プレゼントの交換などしばらく続き、10年経った今でもフェイスブックやインスタグラムでメッセージのやりとりが続いています。

直接会うことはなかなかできないけれど、こうやってまた違う形で繋がることができて、大切な友人の1人です。来年、もう一度台湾を訪れようと思っています。

初めての台湾への旅。台湾の文化や観光、中華料理を満喫。国際交流で海外の友人ができたこと。この旅を今振り返ってみるととても楽しかったし、人との出会いは大切にしなければならないなと改めて思いました。