【ハワイで体験した怖かったこと】銃社会のアメリカだけに後で恐怖で背筋が凍りつきました

今から18年程前に、所属していたコーラスチームでハワイにコーラス活動に行きました。

当時の私は小学校高学年だったので11歳くらい。コーラスチームから選抜で女性ばかり20名程と引率の先生、保護者で総勢30名いかないくらいでの訪問でした。

エレベーターには13階がない！？ことを知る

ハワイでの一番の目的は、パール・ハーバーでの追悼で、当時はパール・ハーバーがどんなところなのかよく分からずに、ただみんなと一緒に歌を歌いに行ったという認識でした。

発声や準備などはすべて道端で行いました。日本ではきっと素通りされるか、嫌な顔をされる方が大半でしょうが、あちらでは立ち止まって聞いてくれる方々もたくさんで拍手までしていただき、さすが海外は日本とは違うなぁなんて思っていました。

宿泊のホテルはワイキキビーチの近くにある大きめのホテルでした。この時初めて、海外のエレベーターには13階がないことを知り、帰ったら友達に絶対教えなきゃ！と思ったことを覚えています。

パール・ハーバー以外でもホテル近くの広い公園や在留日本人の方がおられる施設などを訪問し、童謡などを歌いました。私は英語は全く出来ませんでしたが、どこに行ってもあたたかい人達に恵まれて、これでこそリゾート地！なんて思っていました。

１日のスケジュールが一段落した夕方、私はパートリーダーの高校生数人と同級生と一緒に部屋で過ごしていました。誰かが、「コンビニ行きたい。」と言い出しました。一番近いコンビニはホテルから3分ほど歩いたところにあります。

もちろんフロント近くに売店はありましたが、せっかくの自由時間、少し外に出たいという気持ちもあったのだと思います。先生に許可を取り、私たちはホテルを出ました。まだ外はほんのり明るかったと思います。

コンビニまではすぐに着き、中をしばらく物色して多分サイダーだろう飲み物とビーフジャーキーを購入しました。コンビニを出るとあたりは少し薄暗くなり、人通りも落ち着いていましたが、近くのビーチにはまだ人がいました。

みんなで談笑しながら歩いていると同級生の友達が、「これ何ー？」と聞いてきました。見てみると、地面に赤い点があり、ユラユラ動いていました。私は全く検討もつかずその点を見つめていましたが、先輩達は急にビルの上らへんをキョロキョロしだし、かと思ったら私の手を引いて、「走って！」と言いました。

訳が分からないままホテルに着き、先輩に話をきくと、赤い点はレーザーポイントで、ビルの上の方からきているとの事でした。しかも走る私たちの後をしばらく着いてきたそうです。

ただのイタズラだったとは思いますが、あのレーザーポイントがもし銃だったら……そう考えると、急に怖くなりました。あれ以来、海外で夕方以降の外出は控えるようになりました。