■【イタリア 観光でバッグを背負うのは超危険!】持ち物の盗難に注意!
現在20代半ばの女性です。20歳の頃に大学の同期と女2人でイタリアへ観光旅行に行きました。
■ローマとフィレンツェと観光名所5泊の旅
ローマとフィレンツェを周り、コロッセオやフォロロマーノ、トレヴィの泉やスペイン広場やウフィッツィ美術館など、有名どころの観光地をめぐる5泊の旅です。
2人ともまだ海外旅行に慣れておらず、持ち物や準備、海外で気をつけなければならないことを確認しあいながらの出発。ローマは世界有数の観光地のため、狭い歩道に人がひしめき合っていて、とても賑わっていました。
また、事前にヨーロッパは日本のように治安が良いわけではないと確認していたので、スリに気をつけたり、客寄せのぼったくりに気をつけたり、ホテルのスーツケースに毎日鍵をかけて外出したりと、何事も起こらないように気をつけながら楽しんでいました。
■やはりイタリア、男性からウインクそして微笑み攻撃にあう
街はやはり噂通りのイタリアで、男性の服装はとてもスマートで格好良く、その辺を歩いている中年男性もきっちりジャケットを羽織り革靴にサングラスという出で立ち。その自然なファッションセンスに驚いたものです。
それと同時に、ちょっぴり女好きでお茶目なところも。道端で目があったらウインクをしてくれたり、にっこり微笑みかけてくれたり、なかなか日本では見られない光景に異国情緒を感じました。
■バッグから財布が盗まれた!?バッグを背負うのは超危険です!
そうして、日本とは違うところばかりのイタリアを満喫していた4日目のこと。夕食後ホテルに帰ったら友人が財布がないと言い出したのです。友人はその日、ボタンで開閉ができるチャックなどの付いていないショルダーバッグの他に、買い物をした紙袋を持っていました。
よく聞くハプニングだけどまさか実際に起こるとは、と思った私はもっと探してみたらと言いましたが、どこを探してもありませんでした。結局、財布を入れたショルダーバッグを後ろにしたまま地下鉄に乗った隙にスられたようでした。
バッグも大きめで中にほとんど何も入れていなかったことから、本当に気づかないうちに盗られてしまったのです。それからというものクレジットカード会社に電話をしたり、翌日イタリアの警察に行って事情を説明したり、てんやわんやの最終日でした。
■自分たちは大丈夫の気持ちに反省、あらためて日本の治安の良さを感じさせられました
正直に言うと、まさか本当にスられるとは思っておらず、日本人とは感覚が全然違うことを改めて学習しました。その当時は友人はかなりショックを受けていましたが、5年以上たった今では笑い話です。
しかし、旅にトラブルはつきものとは言いますが、取り返しのつかないことになったら大変です。できる限りの準備と対策をして、あとは思いきり旅を楽しむのがベストなんだとつくづく感じました。