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■【中国 観光旅行 体験談】10年前の2006年で中国で感じたこと

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私は35歳の女性です。今から10年前の2006年に中国に観光目的で旅行に行きました。

■中国の華やかさと陰での貧困を目の当たりにする

旅行に行ったメンバーは25歳だった私、伯父、伯母といった3人で、ツアーではなく個人旅行で行きました。

伯母が英語が堪能なので中国語を話せる者はいませんでしたが、英語で旅行を乗りきれるなと思っていました。観光としては万里の長城などで北京のみに4泊で滞在をしました。

中国と日本との差を感じたところがいくつかあるのですが、北京は日本で言う東京のようなものだと思うのですが、大通りを一本入るとすごく古い建物などがあるということでした。大通りで観光客が多かったり、中心部はデパートなどもあり道路も整備されていて華やかなのですが、そこは一部で周りに貧しそうな地域もたくさんあるような印象でした。

日本では考えられないのですが、小学生ぐらいの子が昼間から学校に行く時間に道でチラシのような物を配っている風景も見かけていて、推測なのですが学校に行く経済力とか基盤がないので、それでアルバイトをしているのかなという風に思いました。

■中国での規則に少しビックリもしました

レストランで食事を何度もしましたが、そこで働いていたウエイトレスさんも明らかに子どもと思えるような人もいました。また私達は個人旅行だったのですが、個人のガイドさんにお願いをしていて、その人は中国の地方出身の人とのことでした。

中国の学校で日本語を学び日本語はぺらぺらに話すことができたのですが、一度も日本に旅行をしたことがないとのことでした。なぜかなと思ったのですが、北京出身などの人は自由に外国に旅行ができるのですが、地方の人はそういったことができないなど日本からしたらなぜと思うような決め事もあるとのことでした。

■当時、日本人はお金持ちのイメージでどこにいっても『お土産買ってくれ~』で人に囲まれました

また観光地にはお土産を売る人がたくさんいて、日本人に対するアプローチがすごいのです。これを買って、これを買ってということを付きまとうようにして言ってきて、どこに行ってもこういった人に囲まれるという感じでした。日本人はお金を持っている、買ってくれるという図式みたいなものができあがっていることも感じました。

おもしろかったこととしては北京空港の免税店に行っていたのですが、その時に化粧品店で買い物をしていると中国人の店員さんに中国語で話しかけられたことです。「アイ アム ジャパニーズ」と答えたら英語で対応してくれましたが、やはり見た目ではわからないだろうなと思いました。

顔立ちも同じアジアの国ではありますが、日本との差のようなものをひしひしと感じました。今は中国はすごい勢いで経済成長をしていて年々発展をしていっているので、2006年とはまた違ってきているとは思いますが、その時には日本の方も色々な部分で発展していって欲しいと思いました。