■【正月のプーケット観光】ビーチでおこった事件。治安について思うこと。
結婚して初めての正月休みに、それまで観光で海外旅行にいったことはあったのですが、初めてのリゾートとしてプーケットに行くことにしたのです。
■ホテルに着くなりビーチへ直行
ちょうど25歳、妻も同じ年齢で二人とも初めての海外での海の体験ということで、けっこう前から準備をはじめ、出発前からかなり楽しみにしていました。もちろん水着も新調したのですが、せっかくなのでスマホではなく、いい写真を撮ろうとデジタルカメラも新しく購入したのです。
そして旅行当日を迎え、飛行機で出発。機内からテンション最高潮で、もう楽しみで楽しみでしかたなかったので、ホテルに着くなりすぐに水着に着替え、早速ビーチに走りだしました。
■民族衣装の集団に取り囲まれる
もちろん初めての土地で、現地の土地勘は全くなかったのですが、事前にしっかりと観光マップを読んでいたことと、ホテルの目の前がすぐにビーチだったので、とくに準備もなくすぐに飛び出して行きました。
到着が午前でしたので、昼からさらっとランチだけ食べて、もうひたすら海ではしゃぎまくり。二人でしっかり楽しんだのです。そうして夕方になって海から上がり、そろそろホテルに戻ろうかとしたとき事件が起こってしまったのです。
二人でビーチからすぐ目の前のホテルに行こうとしたところ、民族衣装に身をまとった、5~6人の集団がいました。でもみんな笑顔で何やら話しかけてきます。英語が全くわからなかった私たちですが、その笑顔と、ビーチの雰囲気、そしてそれまでのテンションにすっかり騙されてしまい、一緒に輪になって踊っていました。
■高額な写真撮影代にびっくり仰天。みなさん、気を付けましょう
すると何やらジェスチャーで、私の持っていたカメラを指さし訴えてきたのです。そして撮影するようなポーズをするので、何の疑いもなくそのままカメラを渡し、妻と二人ならんで写真を撮ってもらいました。私たち二人、そして民族衣装の集団と一緒になって笑顔ではいチーズ、となった瞬間、雰囲気が一変したのです。
カメラをもって急に私たちから一定の距離を取った彼らは、日本語で「1枚1万円です」と片言の日本語を発っしてきました。最初なんのことやらわからなかったので首をかしげているいると「写真、一枚、一万円です」と繰り返す彼ら。
急に我に返った私でしたが、もう時すでに遅し。さっきまでのビーチの思い出の写真も、デジカメも人質に取られているのです。良くないことかもしれませんが、もうお金を渡してさっさと逃げきろう。安全第一と考えた私は、財布からお金を出してカメラを奪い返しました。
プーケットは特に命の危険は感じることも無く治安は良いと思うのですが、こういった詐欺まがいのことは、ありますので注意したほうが良いです。せっかくの楽しい思い出が、一瞬の気の緩みで台無しになった事件でした。