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■【アメリカ西海岸、新婚旅行の思い出】国道101号線のショップでの少し恥ずかしい体験

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私は40歳代の主婦です。約8年前の新婚旅行での面白困ったエピソードです。

■国道101号線はショップなどがたくさんありとても楽しめる道路です

旅行先はアメリカ西海岸。ロスからサンフランシスコにかけての10日間の旅行でした。レンタカーを借りてのドライブ。国道101号線は西海岸沿いを走る主要道路です。海を一望できるスポットや、レストラン、ショップなどたくさんあるとても魅力的なワクワクする道路です。

ホテルをチェックアウトし、次のスポットへ移動中、国道101号線を走っていると、小さなショップが見えてきました。「ちょっと休憩ね。」と言い、主人が裏手のトイレの方へ。私はドリンクやスナックを購入し、店の中でいろいろ見て待ってました。

■男子トイレに長蛇の列。原因は私の主人です

10分位経っても戻ってこないので、少し不安になりました。さらに5分ほど待ったのですが、それでも戻ってこないので、私もトイレの方へ向かいました。私も用を済ませ出てくると、男子トイレには列が出来ていました。

嫌な予感がして、「すみません、すみません」と避けながらドアの前へ行きました。「大丈夫?」と声をかけてみると、主人からの返事は「何が?大丈夫だよ。もう少しだから待っててよ!」でした。「たくさん並んでいるよ!私はお店の方で待っているから!」と声をかけ、立ち去ろうとした時でした。

革ジャンを着て、大きな体をしたバイカーのアメリカ人たちが、私にこう言うのです。「入っているのは君のパートナーかい?何とかしてくれよ!もうどれだけ待っているのか!早くしてくれよ!」と。

大きな体の男たちに急に話しかけられた恐怖と、こんなに待たせているという罪悪感で、私の心臓はバクバク!片言の英語で「はい。私のパートナーですが。ごめんなさい。でもあと少し待ってください。」と言いました。

男たちは首を左右に振りながら、「オーノー!」言い、仕方なく主人が出てくるのをひたすら待っていました。私は恥ずかしくなり、急いで車の方へ。そのうち主人が出てきたのですが、あまりの列の長さにびっくり!苦笑いするしかありません。

■あまりの恥ずかしさにそのまま車でフルダッシュ!

「すみません、すみません。」と言いながら戻ってきました。「次行こう!次!」とそそくさに車を出し、ショップを後にしました。「あれ?何も買わなくていいの?」と聞きましたが、それどころではなかったようでした。

ショップにトイレが一つしかなかったのも原因ですが、タイミングの悪いのも原因でした。「いやー、タイミング悪かったな。」と言った後、車の中は笑いの渦でした。何年も経ちますが、時々思い返しては、二人の話題に。私と主人にとって忘れられない面白エピソードとなりました。