■【文化の違いを感じる】ニューヨークの服屋さんで体験した驚きのショッピングとは？
私は35歳女性です。5年前の秋に仕事の出張でニューヨークに行きました。
■エンパイアー・ステート・ビルの屋上階から見下ろす夕焼けの風景は最高です
ニューヨークに取引先があり、上司と私の2人で行くことになったのですが、主に上司が取引先との交渉の仕事をするのでほとんどの時間、私はニューヨーク観光が出来る恵まれた仕事でした。ニューヨークのマンハッタンに4泊する日程だったので、ニューヨークに行ったら必ず見たかったエンパイアー・ステート・ビルに一番最初に出掛けました。屋上階から見たニューヨークの夕焼けの風景は忘れることのできない絶景でした。
そのエンパイヤー・ステート・ビルの周辺にはたくさんのショッピング出来るお店が立ち並び、特にメイシーズという大型百貨店はクリスマスも近いためか、イルミネーションが素敵で心が踊りました。メイシーズからしばらく歩くとタイムズスクエアに行くことが出来たので、タイムズスクエアでショッピングをしようと立ち寄りました。
タイムズスクエアには日本にもお馴染みのファストファッションのお店があり、田舎に住んでいる私はここぞとばかりにお店に入りました。ニューヨークのオシャレな雰囲気漂う店内でショッピングを楽しんでいると、突然驚きの光景が目に飛び込んできたのです。
■タイムズスクエアの驚きの洋服屋さん
そこのお店には洋服の他に雑貨も置いてあり、マニキュアが並んでいたのですが、誰が落としたのかマニキュアが落ちて割れていて、中身がこぼれていたのです。それも1つではなく5つほどが落ちて散乱している状態…。
更に驚いたのが、その割れて中身が出ているマニキュアの横を店員さんが通っても完全にスルーなんです。一切片付けようともしないので本当に驚きました。日本だと考えられないことですよね。
しばらく気になりながらも買い物を続けていると清掃員のような方が来て片付けを始めていました。ニューヨークは完全分業制で、清掃の人は清掃の仕事、店員は店員で自分の与えられた仕事以外はしない、と割り切っているのですね。
■日本との文化の違いを肌で感じました
確かに洋服もとても乱雑に置かれていたり、お客さんも広げて見た後、畳んで棚に戻すようなことはしないからとにかく服がグチャグチャに置かれていました。これもお国柄…と思いながら、数枚服を選んでレジに持って行きました。
すると店員さん、私が購入した服を袋に入れるのですが、これがまた一切畳まず、クシャっとしたまま袋に入れたのです。畳む気なんて一切ない感じでもうここまで来ると逆にスッキリでした。日本では畳んで袋にソーっと入れて渡すのが当たり前ですが、ワイルドというか何というか…。
でも文化の違いを肌で感じることが出来ただけでも行った価値はありました。もちろんホテルに戻ってから買った洋服はきちんと畳んでスーツケースに入れました！
