■【台湾の一番寒い3日間】意外だった2月の台湾の気候
４０代女性です。４年前の２月に職場の同僚６人で台湾の台北市へ観光で行きました。
■年に一番寒い日に到着！薄手ですがダウンを持って来てて良かった～
台湾といえば暖かいイメージがあり、春先の服装を準備して台北へ。ところが飛行機を降りても暑さを感じず、天気のせいかなと話しながら税関を通過し、いよいよ到着ロビーへ。わくわくしながらロビーに出ると、出迎えの人達は厚手のコートやジャンパーを着ていて冬の装い。
名前の書かれた紙を持った大勢の現地ガイドの中から、自分達のガイドさんを見つけて一安心。挨拶をすませるとガイドさんが嬉しそうに満面の笑みでこう言いました。「皆さん、おめでとうございます！皆さんは運がいいですね。台湾で年にたった３日間しかない一番寒い時に来ましたね。ラッキーです。」
そうなんです。私達は寄りによって一番寒い３日間に台湾に来てしまったのです。幸い日本を発つ時に薄手のダウンを持ってきたので、寒さはしのげました。ガイドさんのテンポの良い喋りを聞きながらバスに揺られ台北の中心部へ。
「台湾もこんなに寒い日があるなんて意外。まあ中々経験できないから確かにラッキーなのかも」と初めて訪れた台湾なのに、いつもと違う台湾を経験していると感じながら車窓からの景色を眺めました。途中、台北１０１が見えましたが、上のほうは雲に隠れていました。
■雨の降る中食べた小龍包は言葉で言い表せないくらい最高の美味しさでした
雨も降りだしました。それでも初めての台湾で楽しみにしていることが沢山。オプショナルツアーにも参加し、有名な小龍包店も行列に並ばずに店内へ。テレビで観たことのある小龍包がすぐに運ばれてきました。食べ方を教わり、やけどしないかドキドキしながら一口、また一口。口の中に肉汁が一気に広がります。おいしさと暖かさで皆の顔がほころびました。大満足でした。
有名な士林観光夜市にも行きました。あいにくの雨でしたが、驚くほど大勢の人々でごった返していました。おいしそうな食べ物が並んでいる店がずらり。食べてみたいものも沢山。小龍包でお腹は満たされていましたが、皆でカットフルーツやかき氷などを食べ、一口大のパイナップルケーキをつまみながら夜の台湾を満喫しました。時間があればもっとゆっくり見て回りたかったのですが、バスに戻る時間が。後ろ髪を引かれながらバスに乗り込みました。
ホテルは小規模のビジネスホテルでしたが、ホテルのスタッフは日本語ができ、部屋も快適でした。テレビをつけるとポケモンが放送されていて、台湾語を話すポケモンを不思議な感じで眺めていました。台湾は親日家の人が多いとは聞いていましたが、日本のアニメをテレビで目にするとは思いませんでした。
一日だけで台湾のことを色々知ることができ楽しい時間を過ごすことができました。一番寒い日に行ったことだけでもお土産話になりました。
