■【無数の蛍に感動！】クアラセランゴールでは時期に関係なく一年を通して蛍を見ることができます

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私は現在40代前半の専業主婦です。夫と子どもの二人がいます。

■マレーシアへ家族4人で旅行することに

日本にも、昔は蛍って普通にいたけれど最近は全然見かけなくなりましたね。田舎の方でも一度にたくさんの蛍を見ることってなくなりました。自分の田舎でも昔は夜の蛍を見ることが出来ましたが、最近ではもう見ることはできません。これも環境の変化なんですね。

しかし世界にはまだまだ蛍をたくさん見られるところってあるのです。今回はそんなマレーシアに家族旅行として行ってきました。夫と子供二人でのマレーシア、日本からは約7時間くらいの距離なので、ヨーロッパやアメリカへ旅行に行くのに比べるとまだまだ近距離になりますね。

また同じアジア圏であるので、日本と食文化が似ています。中国人が多いので、米食も当たり前。その食に抵抗がないので、マレーシアを選んだというのが一つの理由です。

入念に計画を立て、マレーシアに立ちました。そしてその計画の中での観光場所は、主にクアラルンプールの中心地でムルデカスクエアやKLCCといった主要な観光スポットを巡ることを予定していました。しかし一度だけ少し郊外に出てみることを計画したのです。

それがクアラセランゴールという蛍で有名な場所なのです。クアラルンプールは今や大都市です。LRTやモノレールといった乗り物もあるので、とても便利ですし、日系のスーパーも多いので、何の不自由もありません。

ここにいる間はほとんど困ることはありませんでした。しかし田舎の方はまだまだのどかで、雰囲気が全然違うと聞いていたのですね。そのために行ってみたかったのです。また日本では見れないところに行ってみようと。

わたしたちの子どもはこれまで蛍を生で見たことがありませんでした。どんなにきれいに輝くかということを知らなかったのですね。そのために蛍ツアーに参加したのです。マレーシアには自然がたくさん残っていると言っても、蛍はやはり限られたところにしかいないようです。

このクアラセランゴールはコメどころでもあり、水がきれいなところでもあるのですね。実際に日没前に出発して現地に向かいましたが、段々田舎になっていく様子は、都会の喧騒を離れることが出来て、ホッとすることが出来ましたね。

そして蛍見学ですが、当日は天気も良く期待が高まりました。蛍が鑑賞できる場所への行き方は、小さなボートに乗り込み、ゆっくり川を進みます。すると木に群がる蛍が無数に…。蛍がいる空間は、それほど広くはないのですが、その川沿いの木約200ｍ位はまるでクリスマスツリーのようです。子供達も感動していましたね。

エンジンのない船で、写真のフラッシュ等もありません。ただあるのは、私たちの声だけ。でも幻想的な空間なので、誰も言葉を発しないのです。日本では見ることのできない無数の蛍を満喫し、その時間がまた新鮮で本当に楽しかった蛍ツアーでした。