■【スリル感たっぷり！】ミルフォードサウンドの観光は遊覧飛行がおすすめ！
インド在住の４０代の女性です。20年前にワーキングホリデー制度を利用して、ニュージーランドに滞在していたことがあります。
■見所いっぱいのミルフォードサウンド遊覧飛行にドキドキワクワク
当時滞在していた南島にあるクイーンズタウンに、日本から友人女性がひとりで遊びに来てくれました。せっかく来てくれた友人ですが、仕事の都合もあり滞在期間が短かったため、時間短縮もありミルフォードサウンドを上空から見る遊覧飛行に行くことにしました。
私はそれ以前に一人旅でバス旅行で訪れていたのですが、まさか二度目には上空から見ることが出来るとは思ってもいませんでした。当日の天候は快晴で間違いなく素晴らしい景色が見れるとわかっていて『これは、見所あるぞー』と期待一杯でした。
空港は小さく、飛行機もまた10人くらいしか乗れない小型なサイズのものでした。正直言って、ここまで小さな飛行機には乗ったこともなく、若干の不安はありましたが、友人の手前一緒にはしゃいで気持ちを盛り上げていました。いよいよ出発となり、飛行機は順調に空の旅に出たのです。
■遊覧飛行上空でまさかのトラブル発生に凍りつきそうになりました
とこころが、本当に美しい景色にうっとりしていたのも束の間、パイロットの行動に目が点になったのです。私たちはパイロットのすぐ後ろの席で、他の乗客からはパイロットの行動は見えなかったはずです。何気なくダッシュボードのような所からマニュアルらしきものを見始めたのです。
私たち乗客には全く分からに何かトラブルが起きていると察することができました。「おい、おい、大丈夫か？やばい」と感じた私たちでしたが無駄に騒ぐのは余計にまずいと話し合い、外の景色も見つつパイロットの様子を伺うと言う、全くリラックス出来ない空の旅をしたのでした。
私たち以外の乗客は外国人でしたので日本語で話していても周りには察せられることもなく、機内でパニックになるようなトラブルにはなりませんでした。最終的にパイロットは何とか元の空港になに食わぬ顔で戻ってきたので、私たちも今元気に生きているわけですが、全く逃げ場のない状況の中で過ごした時間はゾッとする思い出です。
■20年経った今もニュージーランドの自然の素晴らしさが忘れられません
景色の美しさの記憶どころではなくなってしまいましたが、20年経ってネタとしてしっかり残っているのも無事だったから。海外旅行は全て自己責任だと思いながら旅に出かけていくのですが、自分の判断や行動だけではどうにもならない出来事もあるのだなと教訓にはなりました。
上空からの景色も美しいのですが、やっぱり地に足をつけた観光をしたいなと思っています。ニュージーランドの自然の美しさは今でも忘れられず、家族を連れてもう一度行きたい国です。
