■【コスタリカでの神秘！】満天の星空の中、アオウミガメの産卵に大感動！
40代の女性です。この夏、夫と二人で中米のコスタリカに観光旅行にいった時の話を聞いてください。
■アオウミガメの産卵のシーズンにルトゥゲーロ国立公園に
自然が大好きな私達、今回の旅の目的は国立公園、自然保護区などで熱帯雨林や野生動物を見て回ることでした。夏場は現地では雨季にあたりますが、観光名所であるアオウミガメの産卵のシーズンで、この時期なら現地ガイドの案内による産卵観察ツアーがあるということ。それが決め手となり、私たちはカリブ海に面したトルトゥゲーロ国立公園に行くことに決めました。
トルトゥゲーロは陸路で行くことは不可能で、水路か空路で行くほかありません。空路は値段が高いので、私たちは交通手段として値段の安い高速ボートを選び、密林の中を縫って彼の地を目指すことにしました。
移動手段として選んだボートでしたが、途中でイグアナやワニなどの野生動物に出くわすこともしばしばで、その度に運転手さんが親切にもボートの速度を緩めて近寄ってくれるので、到着する前から私たちのテンションは上がりまくりでした。
■満天の星空の中でアオウミガメの産卵を見れて心の底から感動しました！
お目当てのアオウミガメ産卵観察ツアーがあるのは夜だけです。光がある所には人間がいると知っていて、海へと引き返してしまうウミガメのために、浜辺では各自が懐中電灯を持つことは禁止されます。ガイドさんが持っている小さな赤いライトだけを頼りに少人数のグループで浜辺を歩くことになります。
ツアーは、ウミガメが産卵している場所がみつかると待機してツアー参加グループに連絡が入り、該当ポイントへ移動するシステムでした。頼りないライト一つだけでしたが、間近でみるウミガメの産卵の様子はただただ感動 ! 満天の星空も高ポイントでした。
■トルトゥゲーロでは銀行もATMもないため金欠状態に陥りました
現地で主に話されているスペイン語が話せるということで、私たちは今回、強気にもツアーではなく、個人旅行で行きました。現地の人はみんな親切で楽しい旅ができましたが、困ったことが一つだけありました。それは、陸路で行けないトルトゥゲーロ内に、銀行もATMもないことでした。
小さな商店ではクレジットカードすら使えず、贅沢をするつもりはなかったものの、トルトゥゲーロ滞在中、手持ちのお金で足りるかどうかちょっと心配でした。いつか行ってみたいと思っている人は、トルトゥゲーロに渡る前の大きな街、リモンなどで多めに現金を手に入れておくことをおすすめします。
トルトゥゲーロを訪れる日本人はまだまだ少ないのでしょう。日本人に出会う機会は全然ありませんでした。南米ですが治安はいいし、動物好きの人には楽園のような場所なので、ぜひもっとたくさんの人にこの素晴らしい自然の宝庫を知ってもらいたいです。
