■【スリランカで紅茶尽くしのツアー】紅茶プランテーション巡り
21歳の大学生(女)です。
高校生のときの修学旅行で行ったオーストラリアで、現地限定の紅茶ティーパックを買って帰って飲んだらとてもおいしく、それ以来紅茶が大好きです。
そんな私は大学在学中にアルバイトでお金を貯めて紅茶をテーマにした旅行をしたいと考えていました。
■紅茶がテーマのスリランカツアー10日間の旅に決めした!
それでスリランカを選んだ過程なのですが、初めは案が3つ浮かんでいたのです。1つ目は紅茶文化のイギリスへ行く、2つ目は紅茶の大産地インドへ行く、3つ目は紅茶の大産地スリランカへ行く、でした。
1つ目はお金をたくさん集めても物価が高くて濃い旅ができなさそうで却下、2つ目は治安がひどく悪そうだから却下、よって3つ目を採用しました。このときすでに11月で、春休みの2月にスリランカへ行くツアーの申し込みは滑り込みギリギリで間に合いました。
紅茶がテーマのスリランカツアー10日間です。最終的に参加者は全部で30人でした。学生から社会人、フリーランス、年金世代まで様々な参加者がいましたが、こんな設定のツアーですから、誰もが紅茶好きという共通点がありました。
■企業秘密!紅茶プランテーションの工場内は撮影禁止です!
このツアーの特徴は紅茶プランテーションを8つくらい巡るところです。ひたすら毎日紅茶の生産現場を見学します。プランテーションの周りの道路は整備されていないところが少なくないので、私たちはボコボコした土まみれの道をバスで走りました。
これだけ多くのプランテーションがあっても、マネージャーの力量ややり方に左右されて紅茶のクオリティは千差万別です。そして、紅茶の工場内は企業秘密により撮影禁止です。どこでも茶園の茶摘みは女性の仕事、工場内の機械操作は男性の仕事となっていました。
従業員は全員プランテーション内に住居を構えているので驚きです。だから従業員の子供たちも、プランテーション内の家から外の学校へ通学します。プランテーション内に保育園が備えられていることもあります。
勤務先と保育園がセットになっているところは日本の企業にぜひ見習ってほしいですね。そして、従業員の子供たちは好奇心旺盛です。日本の小学生だと知らない人に話しかけられてもついていかないという防犯教育がされていますが、ここでは子供たちから勝手によってきました。
■大地の恵みと紅茶プランテーションで働く従業員の皆様に感謝!
東洋人を見慣れていないのか、持っているカメラが珍しいのか、キラキラした目で集まって話しかけようとします。参加者の1人が集まってきた10人ほどの小学生をデジカメで撮って画像を見せてあげたところ、とても歓喜していました。
犬もそこらへんを当然のように闊歩していましたが襲ってくるわけでもありませんでした。スリランカの田舎では、飼い犬をヒモでつなぎとめる習慣がなく放し飼いが一般的なようです。
紅茶が遠い国で地道に作られて険しい道で運ばれても我々の食卓へ届くことへの感謝と、決して豊かではないけれどおおらかで生き生きとした国柄に触れることができました。