■【中国旅行体験談】高所恐怖症の私と万里の長城

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大学3年女子です。大学の授業の一環で、中国に修学旅行にいきました。3泊4日、北京と上海に行きました。

■中国のスケールの大きさに圧倒されました。交通ルールの凄さにもまたビックリ！

田舎者だったので、まず、北京についてからはその町並みのダイナミックさに圧倒されました。街灯やホテル、軒並み大きいのです。とくに道路が広く、いったい何車線あるんだという感じでした。

また、それだけ広い幹線道路をもち、車社会が発達しているにもかかわらず、中国人講師の方が言っていた通り、みんな信号を守ろうと言う気がさらさらないのにも驚きました。

命に関わることだから、先生が話を盛ってるんだろうと思ってたんですが、事実だったのです。しかも車も車でまったく減速せずに突っ込んできたりするので、はぐれたら轢かれるなと思いながら集団行動していました。

町並みはとても綺麗で、暮らしている人やデパートで働いている人は明るくて親切だし、積極的に中国語でこちらに話しかけてくれて嬉しかったです。第2外国語に中国語を選択したくせに、あまり勉強していなかったので英語で返事していましたが。もっと発音の練習をしておけばよかったと後悔しました。

夜は、講師の方について夜店がたくさん出ているところに連れて行ってもらいましたが、そこは昼よりもっとすごい人だかりでした。どこもかしこも赤と金でキラキラしていて、中国の人は本当に赤と金が好きなんだなと感じました。

こちらの売り子さんたちは、日本語が非常に達者でした。パンダのキーホルダーを、セットでなくてバラで売って欲しいとか、もう少し値段を下げて欲しいなどと、身振り手振り交えつつ交渉して買い物するのが楽しかったです。

万里の長城にも行ったのですが、危ないから落ちないようにとガイドさんに言われました。なんのことだろうと思っていると、柵が無いんです！

万里の長城自体結構な高さがあるし、尾根の上につくられたものなので、ちょっと足を滑らせたらそのまま落ちて行ってしまいそうでした。足場の石も、自然のままに任せるといった様子で、かなりでこぼこしていました。

欠けたり穴が空いてる場所もあって、ここにつまづいて落ちたらどうしようと、高所恐怖症な私にはすこし辛かったです。でも、順路をすすんでいった先の景色は、とてもいい眺めでした。

上海は北京よりごちゃごちゃした雰囲気でしたが、その分どこをみても超高層ビルが立ち並んで、とても未来的でした。

衝撃だったのは、珍珠タワーの展望台の床が強化プラスチックか何かで出来ていて、透明になっていることでした。しかもその床が欠けていて、ボールペン1本通せるくらいの穴が空いてたんです。

寝転がって自撮りしている白人男性が隣にいましたが、怖くてクラスメイトに引っ張ってもらわないと移動できませんでした。それでも確かに足元に広がる景色は最高で、運良く晴れてたので素敵な写真を撮ることができました。