■【オーストリアの10月の気候をなめてはいけない！ 】分厚いダウンジャケットをいざ現地調達！
30代後半の男性です。僕にとって初めての海外旅行は新婚旅行でした。オーストリアがメインの１０日間の旅で、途中スイスとドイツにも行く航空会社の20人くらいのパックツアーになります。
■１０月のオーストリアは寒くて現地で分厚いダウンジャケットを購入
行き先を決める時はかなり悩みましたが、ありがちなハワイとかよりもヨーロッパ、その中でも音楽や歴史や自然に触れ合える旅行をしたいと思ったからです。旅行をしたのは１０月でしたが、オーストリアの第一印象は「寒さ」でした。
行く前に調べたガイドブックには「オーストリアの気候の目安としては、同じ時期の北海道くらいだと思えばいいでしょう」みたいなことが書いてあったけど、そんなことをいわれてもピンときません。こっちは北海道なんて行ったこともないのですから。
羽田空港から飛行機に乗ったときは普通のズボンに長袖シャツを着ていました。日本の１０月だと快適な服装です。「いくら北海道並みといってもまだ１０月だし、あまり荷物が増えるのも嫌だから薄手のダウンジャケットがあれば十分でしょ」という気楽さで行った僕らでした。
到着した翌日に自由行動の時間がありました。そこで僕ら夫婦がまず向かった先はスポーツ用品店。分厚いダウンジャケットが最初の買い物となりました。とにかく寒かったのです。
■仔牛のひれ肉のヴィーナー・シュニッツェルがおいしかったです
そのあとオーストリア最高峰の山やドイツの山にも(バスで)登ったり、やたらと高い所に連れていかれました。まあもともとそういうツアーでしたので文句は言えませんが。別の日には登山鉄道にも乗りました。山の上はかなりの雪が降っていて、景色は何にも見えませんでした。とにかく寒かったですね。今となってはいい思い出ですけど。
旅行では美味しいものをたくさん食べました。オーストリアは肉料理がメインで、パンやパンやポテトがつきます。ホテルの朝食はビュッフェ形式。日本ではお目にかからないようなハムやチーズが何種類も並んでいて、どれを取ろうか迷ってしまいました。
夕食のレストランでいちばんおいしかったのはヴィーナー・シュニッツェルというもの。これは仔牛のひれ肉を叩いて薄くし、衣をつけて揚げたものです。ウィーン風カツレツですね。日本のトンカツとは一味違った感じで、けっこうあっさりした味でした。ジャムをつけて食べることもあるみたいです。
■バス移動がメインでとても楽な旅行でした
旅行はバス移動がメインでした。ホテルから目的地には座っていれば、外の景色を見ていても、時差ボケで眠くてうとうとしていても勝手に到着してくれます。
楽でしたが、少し味気ないかなとも思いました。今度は鉄道やレンタカーの旅もいいかな、なんて思ったりしています。
今回、旅した中でモーツァルトの生家、黄金の小屋根、ハルシュタット湖などを観光することができました。何はともあれ、寒さを勘定に入れたとしても、楽しい旅行でした。
