■【パリでの恐ろしい体験】現地の男性にガイドをしてもらって高額な代金を要求されました
私は大学生の20代、男です。初めてフランスのパリへ旅行して、恐ろしい体験をしたので、それを書いていきます。
■3日目は日曜日でいくつかの美術館は入館無料でした
2年半前の春、3月頃に高校の時の同級生とパリへ観光旅行をしました。私は、ヨーロッパに旅行することが人生で初めてだったので、かなりワクワクしていたことを覚えています。
成田空港から直通便で10時間前後ほどして、パリのシャルルドゴール空港へ到着しました。そこから5日間、パリ市内のホテルへ泊まり、観光をしました。
最初の2日間は、エッフェル塔やノートルダム大聖堂など、メジャーな観光地へ行きました。さらに、映画のアメリのロケ地であるカフェなどを観光し、食事も本場のフレンチを味わうことができたので、大満足の2日間でした。
そして、3日目になりました。その日は、日曜日でパリ市内のいくつかの美術館が入館無料になる日でした。まずは、ルーブル美術館に入館し、間近でモナリザや教科書で習ったような美術品ばかりでとにかく感動でした。
次にオルセー美術館に行き、ルーブル美術館とは、年代が異なる作品が並んでおり、ゴッホやマネなど著名な作品に目を通しました。何よりオルセー美術館は、旧駅舎を改築して、建てられているので、昔のパリの雰囲気を感じながらの作品鑑賞は、何とも感慨深いものがありました。
■背の高い現地男性に声をかけられる
そして、問題があったパリ現代美術館(ポンピドゥーセンター)に行くことになりました。まずは、建物の前にある広場で、軽い昼食をとろうと思い、買えるようなお店を探していた時でした。おそらく現地人なのですが、体格が良く、背の高い男性が話しかけてきました。
すごく話しやすく何分か喋っていたのですが、その話の中で、「自分の彼女が日本人だから、君たちをぜひガイドしたい。ポンピドゥーセンターも無料で入れるように手配するよ。」と言う風に言われたので、ガイドしてもらうことになりました。
今思えば、話がうますぎて、かなり怪しいのですが、すごく気さくに話してくるので、完全に騙されました。そして、最初にポンピドゥーセンターへ行き、そこからいくつか周辺の観光地をガイドしてもらっていました。
■約40分のガイドで80ユーロを請求される
しかし、途中から明らかに周りの様子が変わっていき、人気がない路地裏まで来ていました。そこで男が、「もうガイドは終わりだ。1人80ユーロ出せ。」と言い出しました。この時、1ユーロが150円弱だったので、1万2千円程度を要求されました。時間にして、約40分程度ですので、多少のお礼はしようとは思ってましたが、高すぎました。
少し困惑し、友達と払うか払わないか相談しました。しかし、人気がなく相手がイライラしだしたので、ここは穏便にお金を払い事なきを得ましたが、大変痛い出費でした。この後、帰国までは何の問題も起こらず、楽しく過ごし、無事帰国できました。
世界で1、2を争うほどの観光地パリですが、このような危険もあります。しかし、怖い思いはしましたが、ほとんどの現地の人はとてもいい人だったので、少し気を引き締めておけば、このようなこともなかったと思います。
