■【香港一人旅】フライト時間に間に合わない！もう帰れないかもしれないと思いました。
８年くらい前、貧乏一人旅で香港へ行った時のことをお話させていただきます。
■朝寝坊してタクシーでぶっ飛ばしてもらう
最終日に寝坊してしまいました。空港までフライトの２時間前には行かなければならないですよね？なのに起きたのが２時間前、ドキドキして一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、身支度もそこそこにチェックアウトもせず、フロントをスルーして・・（宿泊先はラブホだったのでデポジット１００香港ドルくらい）そのためのデポジットだ！とか勝手に決めて。
貧乏旅行最終日の為、お金の持ち合わせもほとんどなく、タクシーのおじさんに「これだけしかない、空港までお願いします！」って、飛ばしてもらいました。車の中では、まさに神に祈るポーズで「Hurry up」の連発。心臓はバクバク、冷や汗かホントの汗かわからない水がポタポタ。
カードの限度額も残ってないので、乗り遅れたら新たにチケット買うこともホテルに泊まることもできません。もし乗り遅れたら、香港HIS行って、後払いで交渉しようか・・とか、バクバクしながらも、頭の中ではくるくるいろんな事がまわって、空港までの４０分間泣きそうでした。
■やばい！離陸40分前！そこは荷物検査で長蛇の列！
空港についても、もう離陸４０分前で、チェックインカウンターも閉まっていましたが、細かいことなど英語で説明できる語学力はないので、まわりのスタッフに日本語でお願いしたら、担当者の方を呼んでくれて無理やりチェックインしてもらいました。もちろん荷物は機内に持ちこめるサイズではないですが、そのまま持って行けと言われました。
ここら辺で、「もしかしたら間に合うかも・・」と希望の光が見えてきましたが、荷物検査と税関が大行列。いつもは「ちゃんと並べばいいのに」「割り込みするな」って思ってましたが、背に腹は代えられません。
日本語で「間に合わないのですいません」と叫び続け、ほんとに最前列に入りこみました。（良識ある日本人の旅行客のみなさんごめんなさい）空港内をでかいスーツケース引いて、駆けずりまわって離陸１０分前に乗り込みました。もちろん大遅刻ですが、チェックインカウンターからゲートに連絡があったようで、少し待っていてくれたようです。
親切なスタッフで良かった・・・乗り込んだらすぐ、機内アナウンスで「遅れているお客様がいらっしゃいましたので・・・」みたいなのがあって、申し訳ないやらはずかしいやら。でかいスーツケースはCAの席の近くで目立ってるし・・寝たふりしかないって感じでした。旅行は余裕を持って計画的にしましょうね。
