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■【苦しみの腹痛イタリア旅行】海産物にあたったのか・・料理には十分注意しましょう 

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10年ほど前、大学の卒業旅行という名目で大学の同級生とギリシャ・イタリアの卒業旅行にでかけました。いま32歳なので10年ほど前の話です。

■ギリシャの有名な観光名所巡り

期間は2週間。季節は大学が春休みに入った2月頭の頃でした。イタリアもギリシャもとても寒いということで防寒の道具はばっちりに、学生生活最後の旅行ということでとても楽しみに、いざヨーロッパへ。旅行は、同じような卒業旅行名目の大学生が大勢いるツアーに申し込みました。総勢で20名ほどいたでしょうか。日本からガイドさんもついていて安心です。まずはギリシャから。

ギリシャでは、パルテノン神殿などギリシャの有名な観光名所を旅しました。その中でエーゲ海クルーズがついていたのですが、途中島によって観光もできるのです。途中で降りた島の海岸で、地元の漁師さんらしき人たちがその場でたこやいかなどの海産物を焼いて棒に刺して売っていました。地元の料理を歩きながら食べるという格好良さに惹かれ、私も購入して歩き食べしました。その場で焼いてくれていたのでとてもおいしかったです。

■昨日の海産物にあたったのか時間の大半をトイレで過ごすことに

が、つぎの日。イタリアの移動日です。朝からなんだかおなかの調子がおかしい。。。飛行機の飛ぶ時間があるので、朝早くの集合です。スーツケースを引っ張り集合場所のロビーまで来たのですが、急激におなかに差し込むような痛さが!たまらずトイレへ駆け込むと完全におなかを壊しています。そして、そこからはしばらくトイレから出られなくなりました。

ですが、飛行機の飛ぶ時間があるためガイドさんに薬を渡され、無理やりバスに乗せられます。その間も冷汗がとまらず、脂汗もとまらないまま飛行機はイタリアへと離陸。飛行中も離着陸以外はほとんどの時間をトイレで過ごしました。もう、体中に出すものは何も残っていないんじゃないかという状態。イタリアに到着してイタリアの街巡りの予定でしたが、とてもそんな状態じゃない。というわけで、ホテルで一人寝ることになりました。

■ホテルで横になっているとイタリア人男性が合鍵で入ってきてビックリ!

チェックイン等手続きはすべてガイドさんがやってくれたので、あとは部屋で寝るだけ。みんなが出発した後、吐き気もだいぶおさまり楽になって寝ているとけたたましい電話の音が。もちろん、イタリア語なんかしゃべれないので無視です。

そうすると間髪おかず、ドアのインターホンがピンポンピンポンと。恐ろしくてドアなんか開けられません。すると、なんと、合鍵でドアが開きました!恐怖におののく私に、体格のいいイタリア人男性は、「ノープロブレム♪」的なことを(実際はなんていったのかわかりません、イタリア語がわからないので。。。)私に言い、お風呂場に入っていきました。

恐怖で体がフリーズする私。暴行されるのかと、体が固まっていると。陽気な鼻歌を歌いながらどうやらお風呂場のシャワーを直しているよう。彼は作業屋さんでした。修理が終わると、また笑顔で私に何か話しかけてドアを閉めて出ていきました。この経験から、外国ではむやみやたらにそこらで売っているものを食べない。現地の言葉は最低限理解する。これが大事と思い知りましたね。