せかいナビ

世界の国々での海外旅行の体験談、口コミサイトです。旅行の準備にお役立てください

せかいナビ

世界の国々での海外旅行の体験談、口コミサイトです。旅行の準備にお役立てください

■【フィリピンで空港行きのタクシーでの私の怖い体験談】いきなりの請求額UPに唖然とする

300-300

30歳の主婦です。2年前にフィリピンに語学留学で4か月ほど滞在していました。季節は1月から5月にかけてです。その時に体験した怖かった話を書こうと思います。その前にフィリピンでの生活についてご紹介します。

■電車ではスリに注意!常に警戒していましょう

貧富の差が激しく、スラム街と高級住宅街が横並びにあるような国で、一歩別のエリアに入るとガラッと雰囲気が変わります。私の通っていた学校は中級階級の住宅地の中にあり、その住宅地自体が門番がいて、ゲートで区画されているようなところで比較的安全でした。でも、住宅街の門を出ると、物乞いをする子供たちがたくさん群がってきます。

わざと片腕がないふりをしてお金や物をせびってきます。フィリピンではだいたい女性が働いて稼いでくる家がほとんどです。なので、道でたむろしている男の人がたくさんいます。一般生活の中で働いている男の人を見るとすれば、トゥクトゥクといわれる乗り物やタクシーなどの運転手、または警察官やセキュリティーガードくらいです。

基本的にどのエリアでもスリに要注意です。首都のマニラを走っている電車に乗ると90%くらいの確率でスリにあうと学校の先生が言っていました。治安は日本に比べるととても悪いので、「ズボンのポケットに物を入れて歩くな、リュックやかばんは常に前に背負え、できれば笑顔を見せずに真顔で歩いたほうが安全」というのが入学当初の注意で言われました。

■空港までタクシーに乗った時の出来事

そんな国で、とくに留学生が怖い思いをすることが多いのがタクシーでした。なんせ貧しい人が多い国なので、タクシーの運転手もここぞとばかりにお金を持っている日本人にたかってきます。現地の人には決して要求しない金額を請求してきたり、チップをくれと言ってきたりします。

しかも第二言語が英語とはいえ、基本的に大学を卒業するまでの学歴がない人はまともに喋れる英語力を持っていません。タガログ語でまくしたてられた時は反抗せずにお金を渡すのが命の保証につながると先生も言っていたくらいです。私がそれを体験したのはマニラのとあるバス停から空港まで行くのにタクシーを使ったときの事でした。

■突如として300ペソが600ペソに!?うそでしょ!?

その日は友人4人と一緒だったので、どこか安心していました。最初にタクシーの運転手にいくらか聞いたところ、300ペソでいいと言われました。ところが、乗車してまもなく、運転手がいきなり600ペソだと言ってきました。人数では勝っていたので、反論したのですが、料金表まで出してきて600ペソだと言い切ります。

だんたんエスカレートしてくる運転手にやばいと思い、仕方なく了承したのですが、今度はその運転手の運転が最悪で、何度か「対向車とぶつかって死ぬ」と思いました。あげく目的地の第2ゲートと第3ゲートを間違える始末。走行中に怖い思いをして、目的地を間違われるなんてと憤慨しましたが、生きていてよかったと納得させることにしました。フィリピンでタクシーに乗るときは十分ご注意ください。