■【ヨルダンのタクシーのチャーターは現地で交渉】ジェスチャーで乗り切るヨルダン一人旅行
大学４年生で就職活動も終わり、社会人としてスタートを切る前に思いっきりやりたいことを楽しもう！！と決意して決めたヨルダン旅行。今から４年前ほど前で、まだ世界の情勢がそこまで悪くなく、家族に反対されることもなく一人で行ってきました。
■大好きな遺跡巡りの旅へ
高校生の頃から遺跡が好きで、過去にも遺跡の多い国へ旅行してきました。遺跡は遺跡でもエジプト文明のような土で建てられたお墓や建物の遺跡が大好きで、ヨーロッパ系ではなくアフリカや中近東あたりの遺跡を好んでいました。
季節は11月。日本では肌寒くなった季節、ヨルダンは暑いだろうな〜と覚悟して行ったところ、意外にも肌寒く（日中はあっついです）、上着を毎日常備して遺跡周りをしていました。
一人旅行！そして今回はホテルもまったくとらず！の度胸満点のノープラン。行き帰りの航空券だけを用意し、いざ出発。もちろんヨルダン国内の予備知識はばっちりネットで勉強し、行きたい遺跡の地図や遺跡の歴史などは勉強していきました。
私の旅行での決まりごと。ネットは接続していかない。ネットを接続してしまうと、今の時代便利な世の中なので地図や言語などが簡単に調べられます。せっかくの旅行だから現地の人と触れ合いたい！だからネット環境は皆無でいきます。
ここまで強気なのだからさすがに英語はペラペラでしょう？と思われますが。日本語オンリーです。ジェスチャー、絵、笑顔でどうにか乗り越えるわけであります。ヨルダンとはいえどホテルにはWi-Fi環境は基本的にはあるので、家族への生存確認は問題なくできます。
■愛嬌のある現地の押し売り？タクシーの運ちゃんに1日中案内してもらう
ヨルダンでの遺跡周りは基本タクシー移動。世界遺産がたくさんあるのですが、たくさんちらばっている訳ではなく、ある程度固まって存在します。ひとりのタクシーの運ちゃんに声をかけ、「今日１日でこことこことこことここに周ってほし、○○円でどう？」と例のごとくジェスチャー、絵、笑顔で乗り越えます。
ポイントはケチらない。１日その運ちゃんを拘束するわけですし、知らない地での観光ですので信頼が重要です。だからある程度の金額を提示します。でもですよ、貧しい国ヨルダン。少し高いかな？という値段設定でも彼らの１日の稼げる金額はたかがしれているので、その金額はたぶん高価なはずです。「いいよ」と満面の笑みで引き受けてくれます。
指定した遺跡はもちろんのこと、勝手にコーヒーショップに寄られて、おまけに奢らされるなんてご愛嬌ですが、それも旅の醍醐味。終わってみれば全部思い出です。１日お世話になった運ちゃんと夕食を共にし、最後にホテルに送ってもらいお礼を言って、写真をとって、お互い笑顔で別れます。
いい思い出ができた私、そしてちょっと高価な賃金を手にした運ちゃん。ウィンウィンです。その翌日も、その翌日も、頼んでもいないのに満面の笑みの昨日の運ちゃんがホテルのロビーで待ってるんですけどね。
